concept / 吉澤建設の想い

concept - 01

寄り添う、
安心の家づくり

青空の下で撮影された、木の温もりを感じる2階建ての家の外観

吉澤建設工業は創業70年を迎えました。

私たちは住宅を新しい「故郷」と捉え、お客様のライフスタイルに合った「住み心地」を追求いたします。これまで地域の家守りとして、敷地の地勢、光の方向性、空気の流れ、乾湿や冷暖、資材の性質など様々な土地の特性と「対話」を重ねてきました。

創業者であり、現代の名工と云われた吉澤良男が手がけた数々の社寺建築にその大きな成果を見ることができます。匠の技だけではなく、そうした目に見えないものとの「対話」が地域の家づくりを担う工務店としての責務であると信じています。

畳の部屋で遊ぶ小さな子供の様子とリビングでくつろぐ家族

たくさんの方々の家づくりへの想いに出会うことが私たちの願いであり、喜びです。

冷たい冬の日でも人肌に触れるような柔らかで、温かな「故郷」であり、私たちの生活を優しく潤す森や草花とともに、よりよい暮らしを一緒に育んでいきたいという家守りとしての信念です。

どうぞこの豊かな自然の広がる奥武蔵の大地へ、安心して家族みなさんでお越しください。私たちはいつまでもみなさまの暮らしを見守ります。

家のシルエットと職人のアイコン
作業場で並んで立つ4人の職人と白い犬

concept - 02

くくのち番匠の知

木目の美しい軒下と周囲の緑が映える建物の一部

「なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」この歌は伊勢神宮を参詣した西行が、神宮の佇まいに深いありがたさを感じ涙を流したという有名な一句です。

私たちが寺や神社を訪れる際に、何か大きなものに包まれているような感動と恐れ多さを抱くことがあります。

この「かたじけなさ」に向き合いながら、私たち吉澤建設工業は創業以来、宮大工として多くの寺社建築に携わってきました。

大工道具のシルエットアイコン

宮大工の「宮」とは「御屋」、すなわち、神のお住まいになる家を意味する言葉です。宮大工も以前は「番匠」といわれ。建築技術のスペシャリストであると同時に、木の神(くくのち)と対話を行うシャーマンのような存在でした。

美しい庭園が見える木造建築の門と伝統的な屋根と階段を上がる着物姿の人物の足元
光が差し込む中で手に持たれた木工用かんなの刃先と木の質感

大工道具は祭祀などにも使われたため神聖なものとされ、今でも私たちが大工道具を跨いだりすることは決してありません。

木の生育状態やそれぞれの木の性質を読み、木材の加工は私たちが手作業で行い、「木組み」「継手」「仕口」など、現在の建築工学から見ても高度な技術を得意としています。

concept - 03

奥武蔵の恵み

家と自然を象徴する森のアイコン

奥武蔵の森では、江戸時代から手入れを続けてきた立木の隣に、住数年ほどの小径木が若々しく並んだ美しい風景を見ることができます。

地元で採れたフレッシュな有機野菜を求めるように「西川材」という最高品質の木材に触れながら時を過ごすことが、どれだけ私たちの暮らしを豊かにし、次世代の住環境を守ることになるのか。

そういったことへのDown to Earth(地に足のついた、責任感の強いの意)な感覚を持ちながら、お客様の多様なニーズにお応えしたいと考えています。

光が差し込む静かな森の中に立つ美しい木々と自然の風景