真言宗智山派　長栄寺さまでは、葬儀・法事等の法要の際、檀信徒様方の待合やお斎(食事)の場所として利用したり、催事の際の拠点や役員会等の会議を行う場所として客殿を新築されました。

最近ではお葬式も家族葬など大勢集まらずに済まされるということが多くなったということで皆の顔が見渡せるようなホールとなっています。

宗教施設らしさを前提にという事ではありますが、落ち着いていて機能的で清潔・快適でありモダンになり過ぎない和モダンの内装ということで温かみのある客殿となりました。

正面にはカウンターを配置し、下部はマガジンラックのような収納に。法要の時には上座として個人に影膳を供えるところとなります。室内には腰板をぐるりと張り、天井に付け梁、窓枠、入口ドアと明るい木の色あいにして、重すぎない印象になっています。床は応接室以外は土足にも強いフロアタイルで水場でも掃除がしやすくなっています。

ゆったりとしたソファーでは年配のお客様などの経ち座りも大変なのでというお客様を思いやったやさしい家具でおもてなし。室内はモダンでありながら違い棚のあるアクセントウォールでしっかりと和を表現しています。